【tomoko通信】人のバイアスの強さ Vol.168

こんにちは、
tomokoです。


歌とは関係ないですが、

最近の世界、日本で起きていること、

例えば、アメリカ大統領選挙の人々の状況や
コロナ下にある日本の状況をみて

私もはじめて気づいたり、学んだりしています。


その私の関心事項の1つに、
「人間の思い込みの強さ」があります。


それは、私の中にもたくさんあります。


私は、無知な部分もたくさんですよ。
未熟者で、知らない、気づかないで、生きているって
感じです。(笑)



人は、これが正しいと思っていることがあるとしたら、
その真逆なこと、または他のものに対しての見方が、
自ずと、歪んで見えてしまう。


よく言う、バイアス(かたより)がかかる。
色眼鏡でものを見るなんていったりしますね。


人は思考する生き物。

感じて考えて、感じて考えて、、、って
無自覚にも感じて考えて生きています。
日本人は本当に考察することは得意だし、
学ぶことが好きなんだと思うんですよね。


学ぶことは快感ですよ。
知らないことを知ることができたりするって
私は面白いです。



同じことが繰り返されたりすると、
自分の中で「当たり前」が生まれてくる。

それを信じる、確信が生まれ、
その上で、(それを前提に)
また、感じて、考えて、感じて、考えて、、、が続く。


自分が信じていることが作り上げられていく。


それは、
無自覚でもあったりするんですよね。



それは、自分自身だけではなかなか気づけない。
(そう、本当になかなか気づけない)


そういうことに、
気づけなくてもいいのだけど、

例えば、新しいものを学ぼうと、
変化を起こそうとするときに、
気づいていないと変化ができない場合がある。
かたよった見方が、学びの邪魔になる場合があると
思うんです。


ここから歌、ヴォイストレーニングについて話します。


私は体験レッスンでたくさんの方にお会いしてきました。

そこで気づいてきたことは、
それぞれ皆さんが歌、ヴォイストレーニング について
信じていることがあるんですね。


日本では、特にそのバイアスが強いと感じるのは私だけかな。

西洋音楽を歌おうとすると、
日本人にはあの西洋人のようにはなかなか声は出せないんだという
劣等感があるのが前提になっていたりとも感じます。


「お腹から声を出すもの。」
「発声の時は、こことここを意識して、
空気をここに声を当てる。」
(ここというのが身体の部分でいろいろあります)


「胸から空気を使いますか?
それともお腹から空気を使いますか?」


「鼻から呼吸ですよね。」
(言葉にもならずに、
発声し始めるときに、口を閉じて、
鼻からだけで呼吸を取ろうとする)


「ゴスペル、ジャズは地声ですから、
弱い声になれない」


「修行なので、辛いのが当たり前」


などなど、

たくさんのそれぞれのお考えやご経験がある方に
お会いします。


そういったお話を聞くと、
なるほど、色々と大変そうだなぁ(笑)と
私は感じます。


そんなお考えを持ちながらも
私の声の仕組みの説明や、エクササイズの誘導に
果敢に挑戦していただく。
(ありがたいです)


そうすると、
とにかく、そのバイアスは置いといて、
「やってみる」というようになっていきます。



その中で、今度は、私が提案する視点で
その音を見てみる、感じてみると
やっていくわけですね。


レッスンを続けていく際も、
1人で練習していたりすると、
ひょんなことから、以前のバイアスが
顔を出します。


あれ、これはどうなのかな?
やっぱりこれは無理なんじゃ?


自分の信じていることと、照らし合わせて考える。



もちろん、私が提案する視点が、
その方にとって有効だと感じてもらったからこそ
その視点で見てみよう、良い変化を起こせるかもしれないという
期待があるからこそその練習が続いていくのだと思います。



この行為は、結構勇気がいることと
私は思うんですよ。


いつも皆さんが頑張って練習されて、
考察してくれていることとは、


無自覚にもこの(以前の)バイアスと向き合い、
自分がどういうバイアスを持っていたかに気づき
自分の中で変化を起こそうとされていく。


これは人の進化の過程だと私は思います。
素晴らしいです。


横で見ていて、感動しちゃうし、
頑張れっ!て私は応援したくなるんですよ。



人の思い込み、信じ込みのバイアス
いろんなところで顔出してきますよね。




今日の曲紹介はこちら。

この曲は、80年代に流行ったトレンディドラマの
挿入歌で知りました。
浅野温子、浅野ゆう子のドラマだったと思います。

結構この頃のドラマは、良い音楽を使っていたと
私は思うんですよね。

このイントロ、ハーモニカ、彼のOh~ Girl の音色、
後で入ってくる歌コーラス、
なんていうんだろう、懐かしさを感じるんですよ。
懐かしい日本があるわけではないのに。

アメリカに単身生活していた時に、よく聴いてました。



The Chi-Lites – Oh Girl (HQ-Remastered)
とても音が良い動画を見つけました。
ぜひ、ステレオ(ヘッドフォン、イヤフォンで聴くと、
細部の音もよくわかりいいですよ)



この動画の後ろのコーラス隊の人たちのダンスや動きから
礼儀正しさというのかな、
すごく、ステージや聞いてくれるお客さんへの
Respect(尊敬の気持ち、大切にしたい気持ち)が伝わり
私は嬉しくなるんですよね。




こちらはライブ盤です。いつまでも歌い続けて欲しいなぁ。



今週も素敵な週となりますように~。
Have a fun with music!~(^0^)/
tomokoより






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