【tomoko通信】私の背骨 Vol.167

 

こんにちは、
tomokoです。


帰国してもう10年以上経つ今でも
私の中で蘇ってくることが多々あります。


アメリカ音楽に憧れ、
ただただ、あの場所に行きたいって思いで、
単身二十歳で渡米しました。


環境や気候、言葉、文化、人種が日本とは全く違う
アメリカ。


そこで得たことの1つは、
日本を離れて、初めて自分は日本人だなぁと自覚できたことです。



やはり、日本を離れてみないと
体験できない自覚なのではないかな。


日本だけにいると、自分が日本人なんだって
思う必要ないですものね。
日本人で当たり前なので。
周りも同じ日本人がほとんどですから。


日本を離れてみて、日本を感じるわけです。


私は、そう、やっぱり日本人だって。



私は、日本人なのに、小さい時から、
日本語のJPopよりも、英語の歌、西洋音楽に惹かれてきました


リズム感覚、Groove感覚、
Phrase(フレーズ)感覚、
メロディ、ハーモニーの音色の感覚、


うん、うん、よくわかるって感じで、
それらを感じていると、自分の身体の内側から
楽しさ、喜びが湧き上がる。



大げさに聞こえるかもですが、
自分が痛みで辛い時、死ぬ間際でも
音楽を聴いて入れば、大丈夫と、よく言っています(笑)

それぐらい、音楽への絶大な信頼が私の中にあります。



それが何故なんだろうって思うんです。(笑)



アメリカに行きたいって思ったのに、
いざ行ってみると、

お~、自分はアメリカ人にはなれないって
なるんですよ。


実は、私は永住権を持っていました。
アメリカに留学、移住している人にとっては、
喉から手が出るほど欲しい「アメリカ永住権」です。


永住権を何年か持って入れば、国籍を変えることができます。
でも、日本国籍を手放すなんてこと、
私は考えられない。



また、
それが何故なんだろうって思うんです。(笑)



アメリカにいた時から
今に至るまでも、

何故なんだろう?探求をしています。


自分はなんなんだろう?って。



ロサンゼルスにいた時、
ブラジル人の友人がいました。
彼らは、自分の部屋にブラジルの国旗をよく掲げていました。

彼らはとても愛国心が強い。
素直に、ブラジルはすごいんだって話してくれる彼らは
素敵だなぁって思いました。



そういう中で、私はロサンゼルスにいた時に、
日本の歴史に興味を持ち始めました。

日本を離れて、はじめて、
私自身で、日本の歴史好きになったんです。
それまでは一切、歴史を見ることなんてしなかった私
でしたが、180度変わりました。



アメリカで
歴史を教える先生が、


「歴史を知ることは、自分のルーツを知ること、
真の歴史を知ることは、自分を強くする
その人の背骨になる。

真の歴史を知ることは、とても大事なことだ。」


と言っていたんです。
その言葉に私は、その背骨っていう言葉に
「ビビっ」てきました。



なるほど、
音楽をきっかけに、単身、外国人としてアメリカに
住み始めた日本人の私は、その時から、
自分が何者なのかを探求し始めた。



私の背骨づくりの始まりだったのだなぁ。

今も背骨強化しています。





今日はこちらを紹介します。


Clean up woman

レッスンをきっかけにこの曲を思い出しました。
これはハリウッドの学校で課題曲で歌ってました。

ギターの音(カッティングギター)がかっこいいです。
古い音でもすたれませんね。




これはライブです。ぜひ、違いを感じてみてください。
長いので、はじめだけでも観て聞いてもらうといいかな。
まず、ギターでのGroove、リズム感覚がとても
心地いいですね。

Bettyの声が、若い時に比べて重く低い音になって
しまってます。
でも、彼女のアドリブや自由な歌が良いです。



今週も素敵な週となりますように~。
Have a fun with music!~(^0^)/
tomokoより



 

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