【tomoko通信】「その血が流れている」vol.51

こんにちは
tomokoです。

「その血が流れている」
恐ろしい言葉のように聴こえますね。

私がのちに師事するようになった
グロリアのライブに初めて行った時。

彼女は、African Americans アフリカ系アメリカ人
といいますが、黒人です。

私はアジア人、肌で言えば黄色となるのでしょう。

人種の見た目の違いがある。
またそれぞれのルーツ、文化も違う。
彼女の歌を聴いたときにそれを感じた。

彼女はバンドで歌っていた。

ジャズやフュージョンの類で、サックスフォンの音と
完全なユニゾンで声を出す。

サックスフォンの早いメロディも、歌、声で楽器のように
ぴったり合わせて歌うのです。

ときにはサックスフォンメロデイとハーモニーを作る。

これを聴いたとき私は衝撃を受けた。
リズムの感覚が違う。

リズム感覚が、細かい。
細かいリズムを感じ、身体から表現できるといった感じだった。

環境もそうだがそれができる素質、その血が流れているのだなぁと、
感じた一瞬だった。

その後8年のアメリカ生活で、私が日本人の血が流れているのだと、
自覚することもたくさんあった。

日本にいるとなかなかそれを自覚できない。


女性二人(DionneとWhitney)は叔母と姪の関係です。
4人の掛け合いが面白い。

tomoko

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