【tomoko通信】アメリカで会ったおじいちゃんの言葉 Vol.172

 

こんにちは、
tomokoです。

 

二十歳の時、3月に卒業式を経て、

成田空港、

友人、両親に手を振られ
「いってきます!!」
とアメリカへと向かう飛行機に乗りました。



友達は「頑張れっ」てすごく大きな声で
私に叫んでくれました。

そこまで我慢していた涙がどっと溢れてきてしまいました。


一人、飛行機の中、
「これからアメリカだ~!」って、
やるしかないって、強い気持ち、

不安もあったのですが、ワクワクの楽しみもありました。




もう何年も前ですが、
この春を迎えると、その時のことを思い出します。
3月、4月は、別れと出会いの時期ですね。


大切な人、時間を思い出すことは、
人生を振り返り、また先に進むための指標になります。



ロサンゼルス渡米直後に、私は縁あって、
アルバイトをしました。

「金太郎」というお弁当屋さんです。笑


今私が伝えることになったヴォイストレーニングレッスンはすぐに始まりましたが、
そのお弁当屋さんで、レジ打ちや、厨房に入っておにぎりを作るという仕事を毎日していました。


当時は車もなかったので、お店までの長い距離を歩いて
通っていました。


アメリカでは特にロサンゼルスでは、歩いている人は本当に少ないです。
でも、イヤフォンして音楽聴いてスタスタと私は良く歩いて通ってました。


ある日、常連のおじいちゃんが、お店にやってきました。


お店は、おにぎり、コロッケとか、唐揚げ、カツ丼、
カレーライスなどの日本の家庭の食べ物を売っています。

懐かしんでか、日系のお年寄りが常連さんでした。


そのおじいちゃんは、片言の日本語を話せました。
私はその時、初対面だったかどうか忘れてしまいましたが、
多分、すぐ私をみて、日本からきたばっかりだろうと
気づいてくれたのでしょう。

レジ前にいる私に、
「何しにアメリカに来たの?」
って聞いてきたんです。


「音楽を学びに来ました。歌です。」
って私は、
恥ずかしさも何もなく、正直に伝えました。


「それは面白い人生だね」
ってそのおじいちゃんは私に言ってくれました。


たった、これぐらいの数少ない会話です。
でも、そのおじいちゃんからのその言葉は
後々、ずっと私に残っていました。


そうか、面白くなるのか・・・って。
素直にその時、私は感じたんです。


おじいちゃんの優しい笑顔を
ぼんやりと思い出します。



この出会いは、
音楽をしていて、歌っていて
私が今でも思い出すことです。




その後、20年以上が経った今。
人生を振り返ると、
「なるほどっ、人生面白くなってるっ!」

って私は今感じています。



春は、

「別れ、出会い、旅立ち」です。

別れが辛くても、きっと別れた人も頑張ってるって思うと
自分も頑張る気持ちが湧いてきます。



あなたへの応援歌の気持ちでこれを紹介します。



Rachel Platten – Fight Song (Official Video)

この曲は私の渡米してときに聞いていた歌ではないですが、
アメリカの雰囲気、ライブの雰囲気も動画を見ていると懐かしさを感じます。



Liveです



今週も素敵な週となりますように~。
Have a fun with music!~(^0^)/
tomokoより






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