トモコヴォイス会報誌vol.8  

「南の国の歌う人」

 

いざバリ島へ!行ってきました。
ロサンゼルスに慣れている私にはアジアの国の人々の
生活感、生きる姿勢に圧倒されました。

たくさんの野良犬、ヘルメットなしの3人のりバイク、
車道ではそれらたくさんのバイクと歩行者の間を
車がクラクションを鳴らしながら走っていく。

道端にはこちらを見てただ座っている人もいたり
それぞれの人がそれぞれに生きている。

田んぼがあって、小さい頃に育った山形のようでした。
なんと手で一本ずつ稲を植えて行くのだそうです。
除草のためにアヒルを飼い、田んぼの真ん中に
花のお供えをして豊かに実りますようにと神へと祈る。
自然からも、人からも素朴で温かさを感じました。

3時間のマッサージの後、優雅にジンジャーティーを飲む、
またジュースを飲むのが楽しかったですよ〜。
マンゴージュースにアボガドジュース、これも結構いけました。

最後の日にガイドツアーを現地で頼んだのです。
日本語が話せるバンドゥさんがいろんなお寺を案内してくれました。

彼は生まれも育ちもバリ島で、独学で日本語を学んだそうです。
少し変わったアクセントで「オサルノオテラ」といわれた時、
意味不明だったのですが、猿のことを「オサルー」
といってたのです。

つまり猿がいる寺。
日本の赤い猿とはちがって
頭に輪っかをしている孫悟空のような猿です。

手のひらにピーナッツを置いて近くによると
ご丁寧に手で受け取ってくれます。
なんて可愛いと思っていたらギュっとかばんを引っ張られました。

大きなオサルー〜。ひぇ〜〜〜。

パンドゥさんは、とても良くしてくれました。
ドリアンも食べたことがないと知ると
車(バン)を停めて美味しいものを吟味して買ってきてくれました。
果物の王様ドリアン、私には餃子の匂いと同じだって感じましたよ(笑)。
味はクリーミーで美味しかったです。

後でわかったのですが、彼は3人の子供達を養うため
ガイドツアーをしたり、木彫りの仕事もして、
でも本当は歌う人だったのです。

私に歌ってほしいと頼んできました。
車の中でコンサートが始まったのです。
知ってるかなと思いアカペラで私が歌う「Weare the world」を
彼は助手席から後ろを向いて真剣に聴いてくれました。
(知らなかったのですが)

次に彼はバリの歌を歌ってくれました。
わからないバリ語でしたが、トラディショナルな雰囲気で、
バリの民謡のような節回し。丁寧に私に教えてくれるんです。
手や身振りで一緒に歌いました。

「歌が一番好き」
と日本語で言っていた彼の表情は、輝いていました。

それから2時間程の空港までの道のりはずっと歌いっぱなし!

歌が心を通わせてくれたなって感じました。
大笑いの楽しい時間、素敵な出会いにありがとう。

vol8

tomoko
トモコヴォイス紙面会報誌 vol.8より
(2007年3月9日)

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