【tomoko通信】耳が悪くなる vol.97

こんにちは
tomokoです

 

現代、いろんな場所で音楽が流れている。

 

自分で選ばなくても、鳴っているので
耳に入ってくるということだ。

 

家の中ではテレビ。
ドラマやニュース、報道番組など。

 

ドラマのBGM、ニュースのBGM、効果音・・・

 

自分で選んでいない音楽が、そこに流れている
ことに気づいているだろうか?

 

私はそれらの音を作る側でもあったためか、
自分の職業的にもそれらの音をすぐに
察知してしまう。

 

無意識に、気づいていないで聞かされている状態。

 

知っておきたいことは、耳に入った音は、
身体、メンタルにも影響があること。

 

好きな音楽を聴いたら気分が良くなることと
同じように、音から人への影響は、
視覚からの影響と同じ、
もしくはその人によっては大きいのだ。

 

今の日本の商業音楽、スーパー、テレビ、
ゲームセンターなどで流れている音のほとんどは
人工で、クリックボタンで作っていく。

 

いわゆる人間が演奏した音ではない

 

がっちりクオンタイズ(DTM用語。いわゆる
1クリックで行あわせのように音のデータを
時間軸に勢揃いさせること)され、
人から自然と出てくるフレーズではない。

これらをずっと聴いているとどうなるか?

 

どうなると思いますか?

 

音楽を感じること、人から出てくる感情に合わせた
フレーズを作り上げることができなくなります。

 

私のヴォイストレーニングでは声の仕組みを
説明しますが、要は、耳から聞く音が声の
音色を作る場所で敏感に察知、反応します。

 

無意識に聴いている音が、身体に影響も
与えていることを伝えています。

 

悪い音は聴きたくない。
人間の生命にも関わるのです。

 

良い音、人間が作る、弾く、歌う音を聴くことが
とても大切と次世代に伝えたい。

 


Miles Davis – All Blues (Audio)

マイルスはとても斬新だった。
ピアノが波のように鳴っていたり、
管楽器の音は人が吹いている。

 

人間の息づかいがダイレクトに伝わり、
聴いている自分の呼吸が
自然とそちらに引き込まれる。

 

tomoko

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